【10月1日より本選考スタート】グリーグループの新卒採用で求める人材とは?長期インターンの実態も聞きました。

10月1日に、グリーグループではオンラインによる2021年度入社の社員の内定式をバーチャルで行いました。また、同日よりグリーグループでの2022年度入社の新卒採用の本選考が開始となりました。グリーグループでは事業は各グループ会社ごとに行っておりますが、新卒採用は一括採用となり、採用後に各事業部へ配属される仕組みとなっています。

今回は本選考の開始に伴い、グリーグループが求める人材を人事に伺いました。また、グリーグループのことをよく知りたいと思う学生にはインターンの制度もあり、インターンを受け入れた社員にも話を聞きました。

ぜひ皆さまの就職活動のお手伝いとなれば嬉しいです。

【プロフィール】


池本

池本:2014年新卒でグリーに入社。新卒採用チームのマネージャー。大学では数学を専攻し、中学・高校の教員免許を取得。現在はマネージャーとして採用戦略やチームマネジメントに従事。長年エンジニア職の採用を担当しており、自身でエンジニアリングの勉強もしている。


森

森:大学時代はソフトボール部に所属し全国大会出場の経験も。新卒ではOA機器の販売会社に入社し、新卒採用担当に従事。東京支社での採用チームのマネージャーも務める。その後2019年10月グリー株式会社へジョインし、前職の経験を活かしながら、ビジネス職/エンジニア職の新卒採用担当として現在に至る。

グリーグループの新卒採用で求めている人材とは?

ーー新卒採用担当者として主に担当している業務を教えてください。


池本

池本:年間の採用戦略を立て、チームマネジメントや採用面接、入社後の新卒のフォローなど「新卒」に関わることはほぼ全てやっています。最近では、アバターになって内定式の司会をしました。


森

森:私は主に新卒学生の面接/面談や内定者や入社1年目社員のフォローなどを主に担当しています。

ーー10月1日より新卒採用の本選考がスタートしましたね。グリーグループが新卒社員に求めていることを教えてください。


池本

池本:私たちが求めている人材は「夢中を極めている方」です。グリーグループはゲーム事業、ライブエンターテインメント(現:メタバース)事業、広告・メディア事業と幅広い領域で展開しています。そのためそれらのインターネットサービスに常に興味を持ち、夢中になれる方に入社していただきたいと考えています。また新卒採用では将来のグリーグループを引っ張っていく方々を採用したいと考えているため、人を巻き込んだ経験や、チームでやり遂げた経験があればぜひ教えてください。

ーー人を巻き込んだ経験やチームでやり遂げた経験とは具体的には過去にどういった経験があるのでしょうか。


池本

池本:例えば、ゲーム事業で活躍している新卒社員は、ものづくりを通じて人を楽しませることが大好きで、学生時代にサークルメンバーを巻き込んでアクションゲームを制作し、海外のゲーム系イベントにまで進出した方もいます。メディア事業に携わる社員も、サービス開発だけでなく技術に興味関心があり、もっと多くの人を巻き込んで一人ではできないことをしたいと学生団体を作って勉強会やハッカソンを企画していた方もいます。もちろんグリーの事業に関係なく、部活やサークル、アルバイトを通じての経験がある方もいます。
今の時代、ゲーム制作ひとつとってもやりたいと思ったら簡単に始められる環境が揃っていると思います。そういう意味だと、好きと実際にそれをやりたい、という気持ちの間にある壁を超えてアクションをとっている方がグリーに入社した新卒には多いと感じます。

ーーグリーではインターンも行っていると思いますが、概要と目的について教えてください。


池本

池本:弊社のインターンは実際の開発環境でグリーの社員や役員と席を並べて、実践に即した知識やスキルを身につけられる長期実践型インターンシップ「GREE Jobs」があります。期間は設けずに年間を通じて実施しています。1ヶ月以上の期間の中でグリーグループの様々な業務に携わることで、スキルの向上に繋がるだけでなく、ありのままのグリーを知ってもらえる機会となっています。

ーー今年もインターン(GREE Jobs)を実施されていましたが、特にエンジニア職の採用で求めていることを教えてください。


森

森:長期インターンは全事業部全部署が対象となっており、参加部署は選考中に学びたいことを聞き、その経験ができる部署を選定します。今年はエンジニア職希望の学生がメインとなりました。エンジニア職の採用においてはスキル面ももちろん大切ですが、技術やものづくりへの熱量が大切だと考えています。



ーーグリーグループに入社することにおいて、他社と違うことを教えてください。


森

森:ものづくりへの熱量の高い人と一緒に働きたい、という方にとってグリーグループは最高の環境なのではないかと思います。ものづくりに至るきっかけは人によってさまざまだと思いますが、自らのワクワクを形にして、それを通じて多くの人の心を震わせたり、生活をより良くしたいと考えている社員が多くいます。自身もエンジニアである社長の田中を筆頭に、ものづくりへの熱量の高さがグリーの強みです。
また、ものづくりへの熱量だけでなく、技術への熱量が高いのもグリーの特徴です。CTOの藤本をはじめ、技術での課題解決に熱意を注いでいる社員も多くいて、ものづくり軸の社員、技術軸の社員がバランスよくいるのもグリーの特徴になっています。

ーーグリーグループが新卒の成長にどのように影響すると考えていますか?


池本

池本:風通しが良い社風や年齢にかかわらずチャレンジできる環境があることは一つの要因としてあると思います。また、事業幅が広く、GOJP制度という通年で自分の意思で事業部間の異動にチャレンジできる制度もあるので多くの経験を積むことができます。実際に新卒社員もGOJPを活用してより自身のキャリアに適した選択をしているように見受けられます。

ーーこれまでの新卒を一言で言うと?


森

森:「誠実で徹底的に物事を極めるオタク気質な人」です。このオタク気質というのは「好きなことに夢中になっていて、好きに対する熱量があふれて止まらない人」という意味です。

ーーお二人からグリーの応募を考えている学生さんへコメントをお願いします。


森

森:みなさん学生時代、どんな領域でも良いので、熱中してきたこと/夢中になってきたことが少なからずあると思います。それがどんな経験であれ、グリーは互いにリスペクトを持ちながら仕事をする文化があります。ものづくりへの熱量が高く、世界に大きなインパクトを与えるべく社員が日々奮闘しておりますので、ぜひその一員になりたいと思う方、ご応募お待ちしております。


池本

池本:今年の就職活動はオンライン主流の会社が増え、なかなか例年と比べると会社の雰囲気や文化を感じる機会が少ないかもしれません。そういう意味だと、「GREE Jobs」のような就業型のインターンはスキルアップだけではなく、選考だけでは知ることのできないグリーらしさを業務や人を通じて感じることができるかと思います。
ぜひグリーの事業に興味がある方、ご応募お待ちしております!

長期インターン「GREE Jobs」ってどんなことをやるの?

今回の記事ではは、「GREE Jobs」を受け入れ、メンターとして学生を指導した社員にも話を聞きました。どんな仕事を共に行い、また、どのようなフォロー体制があるのかなどについても聞きましたので参考にしていただけたらと思います。

【プロフィール】


吉浜

吉浜:2016年に新卒でグリーに入社。入社後からずっとオンプレミス環境のネットワークの管理・運用を行っており、ネットワークチームでは一番の古株に。それ以外ではKVSも担当し、サーバのスペックは十分か等のレビューを行ったりしている。


水野

水野:2019年に新卒でグリーに入社。全社のデータの集計や分析基盤の開発を担当。アクセスログが残っているDBを管理したり、プランナーに日々の集計などを提供できる環境を作っている。

ーー今回の「GREE Jobs」の受け入れはどのように話があったのでしょうか。


吉浜

吉浜:実施する1ヶ月くらい前にインターン生が来た際にメンターをお願いしたい、という話を 1on1でいただき、その際に了承の返答をしていました。その後インフラ部で受け入れ候補の方との面談から参加し、受け入れが決まりました。


水野

水野:上長から受入れの話があり、入社2年目と若手ですがやってみようかと思いました。

ーー今回どのような業務をインターン生と一緒に行いましたか?


吉浜

吉浜:私のメインの担当業務がネットワーク周りなので、インターン生にもネットワーク周りの業務として既存の一部オペレーションの自動化を実施してもらっています。グリーグループのようにゲーム制作をしている会社さんは他にもありますが、オンプレミス環境を持っているところはそれほど多くないですし、そういった業務ができる機会もあまりないと思ったのでお願いしました。




水野

水野:私のチームにジョインしたインターン生には一緒に取り組むような課題ではなく、自走できる課題を設定しました。具体的にはゲームのログデータを元にしたデータ解析業務です。

ーー今回インターンを受け入れるにあたって準備したことや留意したことはありますか?


吉浜

吉浜:一番は、インターン生に実施してもらう業務を何にするかという所ですね。グリーのリアルな仕事を体験してもらうだけでなく、どこに行っても役に立ちそうな知識・経験が得られるもので、かつ楽しんで取り組めそうなものが良いなと思い、お願いする業務を考えました。あとは、質問しやすい環境を用意する事も大切だと考えました。特に(コロナウイルス感染症拡大の影響で)オンライン勤務だったので、直接話しかけることができずに質問しづらくなったりしないかなと心配しました。


水野

水野:そうですね、フルリモートでの受け入れとなったので、こまめな1on1等でサポートできる体制を敷きました。顔合わせはリアルに対面で行い、その後はフルリモートで行うことでコミュニケーションを取りやすくしました。後は、人事がさまざまな事業部のエンジニアと交流できるようにオンラインランチ会を定期的に開いていたようです。フルリモートになるとチーム以外の人と関われる機会が減ってしまうのですが、他部署との交流の場があり、よりグリーで働くイメージをもってもらえたのではないかと思います。

ーー実際にインターンを受け入れてみて感じたことは?


吉浜

吉浜:当初は週1で会社に来てもらう形式で実施しようかと思ったのですが、実際に始めてみるとフルリモートだけで問題無いと感じました。進捗確認や質問への回答は、毎日実施する1on1の中で行いました。業務内容も興味を持ってもらえるか心配でしたが、積極的に取り組んでいただいたので安心しました。


水野

水野:扱っている技術スタックが特殊だったり社内ツールが複雑だったりと、環境になれるまで時間がかかるかなと心配していたのですが、チャットや1on1の機会をうまく活用してくれて、すぐに適応してくれたので安心しました。また、とても吸収力が高く驚いています。

ーー3週間の学生の成長について、長期インターンを行ったことの効果はどれぐらいあったと感じますでしょうか。


吉浜

吉浜:ネットワーク周りは普段から意識することも少ないようで、最初の頃は慣れない事に多少戸惑ってはいましたが、途中から基礎知識も十分身につき、より専門的な業務も自身で理解した上で実施できるようになったと感じます。


水野

水野:大規模なデータベースに触れたり、事業のデータを解析する機会はあまり学生にはないらしく、良い経験になったと実際にインターン生から感想をもらいました。部署内のエンジニア全体で行う会議で話されていることも良い刺激になったようです。

ーー吉浜さんは、ご自身がインターン生としても「GREE Jobs」に参加していますよね。インターン生として感じたことと、インターンを受け入れる立場で感じられたことの違いはありますか?


吉浜

吉浜:当たり前なんですが、インターン受け入れ側としては色々考えることや準備すべきことが多々あるので大変だなと改めて思いました。ただ、私が入社を決めたきっかけはインターン生として参加した時に感じたことの影響は大きかったと思うので、今回は社員として色々伝えられればいいなと思いましたね。

ーーお二人ともありがとうございました。

インターンや求める人材について少しでも参考にしていただけたらと思います。
ぜひ、学生の皆さまのご応募をお待ちしております!