【特集】5年目ビジネス職女子が語るそれぞれのキャリアと思い

ものづくりをするグリーのなかで、エンジニアでもデザイナーでもないビジネス職。グリーの事業拡大をリードもサポートもする職種であり、そのミッションは多岐に渡ります。今回は異なる分野で活躍する4人のビジネス職女子にお集まりいただきました。
ファリシテーターも含め、いずれも2014年に新卒で入社した社員です。入社1、2年の新人でもベテランでもない入社5年目の彼女たちは何を思い、どう働いているのでしょうか。


市原

市原:グリー株式会社 Wright Flyer事業本部 Alliance Business部

入社後、ゲームのプランナー、QA、マーケティングの業務やオフショア推進プロジェクトなどを経て、現在は新規事業の立ち上げとアクティブな日々を過ごしている。日頃の癒しは、好きなアニメと漫画の一夜漬と最近家族になった猫と遊ぶこと。


倉淵

倉淵:株式会社Wright Flyer Live Entertainment プラットホーム事業部

IP向き合いのビジネス職やゲームプランナー、プロデューサーの経験を経た後、VTuber事業に異動し「REALITY Avatar」の立ち上げを行っている。好きなVTuberは月ノ美兎。休日はVTuber関連のイベントに参加するなど、仕事とプライベートを区分しない過ごし方をしている。


池本

池本:グリー株式会社 人事本部 人材開発部

大学では数学を専攻し、中学・高校の教員免許を取得。学校の先生になる予定が、グリーに入社。現在は新卒採用担当として多くの学生と接する。エンジニア採用担当として日々技術に関して勉強中。「エンジニア」と「人事」で自称「ジンジニア」。


関口

関口:グリー株式会社 Customer Satisfaction部

入社後、部署説明会で部署の人柄に惹かれ、自ら志願したCS部門に帰属。
現在は横断的に多くのサービスを担当し、日々開発チームと連携しながら、お客さまに満足いただけるサービスを目指している。


坂見

坂見:グリー株式会社 広報室

ファシリテーター。現在は社内広報を中心に公式ブログや社内報冊子の企画・編集を担当。入社3年目に産休・育休を取得し2017年に復帰。時差勤務制度などを利用しながら日々仕事と育児の両立に奮闘している。

自分を成長させてくれる会社だと思った

ーー今日はビジネス職の同期5人が集まりました。ひと口にビジネス職といっても、それぞれの業務内容はさまざまです。まずは、現在のお仕事の内容を教えてください。


池本

池本:私はもともと学生時代に教員志望だったこともあって、人と関わる仕事がしたいと思っていました。入社時に人事本部を希望し配属され、それからずっと新卒採用業務を担当しています。


倉淵

倉淵:私は新卒入社後、Webゲームやネイティブゲームの開発などを経て、現在はグリーが今年4月に設立した新会社「Wright Flyer Live Entertainment」で働いています。VTuber事業「REALITY Avatar」でプロジェクトマネージャーを務めていて、サービスがうまく立ち上げられるよう日々活動しています。


市原

市原:現在は新規事業の立ち上げメンバーとして、事業開発とマーケティング、QA(サービスの品質保証)を担当しています。


関口

関口:私は入社以来約4年半、お客さまサポートの部署で働いています。業務は、コンタクトセンターと開発の担当者をつなぐ役目。担当させていただいている領域は変わったものの、部門としてはずっと変わっていません。

ーー少し過去を振り返っていただきたいのですが、そもそも皆さんがグリーに入社した理由とは? 池本さんは、どうして教員になるのをやめたのでしょうか。


池本

池本:大学生時代に大好きな恩師がいる学校に教育実習に行った際、その先生と話したときにこの人にしてもらったことが自分にもできるかと考えたんです。数学は教えられるかもしれないけれど、進路や将来について学生と向き合うには自分は経験不足。まずは社会経験を積んで、スキルアップしたいと思いました。私は人生のなかで、高校、大学も含めてちょっと背伸びした環境に身を置いて成長することを大事にしていて、グリーならそれができそうだと思ったんです。スピード感があって向上心が高いグリーで働く人たちにも魅力を感じて、この人たちとなら背伸びしながらも走り続けられるなって。ところが、入社してみたら、背伸びどころか宙に浮くぐらいの環境で(笑)。でも、入社1年目のチャレンジは今に生きているし、あのとき苦労してよかったと思っています。


関口

関口:私は正直なところ、就活時には具体的にこういう仕事をやりたいというビジョンが明確になかったんです。ただ、今後自分を取り巻く環境が変わるなかで、その時々で自分が大切なことを大事にできる働き方がしたいという思いがありました。いろいろな経験や知識を身につけ、必要とされる人間にならなければ、そういった柔軟な働き方はできないと考えて、若いうちから経験が積めて、自分が成長できそうな会社がいいなと思いました。でも、最終的に決め手になったのは、面接官の人柄というか…。一学生に対して真摯に向き合ってくださり、人間的な魅力を感じたことも大きな要因になりました。



ーーその時々で大切にしたいものとは?


関口

関口:主には家族など、自分の周りの人達です。やりがいを感じられる仕事をしたいと思いはありつつ、周りの人達をサポートしていきたいという気持ちが一番強かったので、その時の環境に応じた働き方がしたいと思っていました。そんな思いを持って入社したので、当初はこれといってやりたいことが明確にはなくて。入社時に社内の部署説明を聞くなかで、一緒に働きたいと思ったのが最初に配属になった部署でした。この業界、この会社で必要な知識はもちろん、どこでも通用する社会人としての知識やマナーを叩き込んでいただいて…。新卒を大切にしてくれる会社だなと思いましたね。


市原

市原:私が入社したきっかけは、インターンシップに参加したことでした。そこでグリーという会社に惹かれ、入社を決めました。IT業界はキラキラした華やかなイメージでしたが、入社当初は先輩方のサポート業務が多く、想像と違うというよりは自分ってサポート業務でさえもできないんだって思いました。


倉淵

倉淵:私も就活時は、これといって明確にやりたいことはなかったです。なので、今後やりたいことができたときに、それを実現できる知識が欲しいと思いました。ITの知識は、どの業界でも必要なもの。IT関連の会社をいろいろ見ましたが、グリーは自分と雰囲気が合うと思い決めました。明確にやりたいことはないけれど、スキルアップはしたいという気持ちはずっとあって。グリーは希望すれば部署異動も可能だし、業務でもやりたいことをチャレンジさせてくれます。自分がやる気を持って手を上げればチャンスがある環境が整っているので、この会社でよかったと思っています。

キャリアチェンジもメリットに

ーー 一方で希望はせずとも部署異動をした人もいますよね。


市原

市原:私です。入社後は、ベトナムの子会社立ち上げメンバーと同時に、Webゲームのプロダクトマネージャーと二足のわらじからスタートしました。残念ながらベトナムの子会社立ち上げはその当時は設立まで至らずそれからはゲームのプランナーをやっていたのですが、正直自信がなくて辛いなと思ったこともあります。
そんなとき、Webゲームからネイティブゲーム事業に異動になり、そこで約2年間みっちりネイティブゲームQA(品質管理)の知識を身につけて、主要タイトルのQAに携わりました。リリースラッシュが落ち着いたところで、ネイティブゲームのマーケティング、そして今の新規事業の立ち上げ…異動の歴史を話せば長いんですよ(笑)。

ーー自信がなくて辛くても辞めなかった理由は何でしょうか?


市原

市原:やはり異動があって新しいチャレンジを与えてもらえたからですね。非常に幸運だったなと思っています。1つの会社で多様な経験ができたこと、環境変化への適応力が身についたこと、そして、それらを経て自分のスキルが上がったと思います。




倉淵

倉淵:実は私も、キャリアについて悩むことはありました。グリーはゲーム事業が強みで、本当にゲームが好きな人が集まっています。私は入社してすぐゲームプランナーをやってきたのですが、将来を考えたとき、ゲーム事業のままのキャリアを積んでいいのかと考えるようになりました。なぜなら、私自身もゲームが好きでプランナーをしてきたからこそ、ゲームプランナーやプロデューサーはその先ゲームで生き抜くくらいの強い意思が必要であると感じてしまいました。私は、この先ゲーム事業に携わり続ける自信がなかったんです。

ーーそれがきっかけで、今のVTuber事業に異動したのでしょうか。


倉淵

倉淵:そうですね。VTuber事業の話を受けた時、元々エンターテインメントの領域に興味が強かったこともあり、すぐに手を上げました。先ほども言いましたが、グリーは常にチャレンジする環境を与えてくれる場所。もちろん、じっとしているだけでは降ってきませんが、一生懸命目の前の仕事に取り組んだ上で手を上げれば、必ずチャレンジングな環境に飛び込めます。

自分ができること+αの仕事を任されるのがやりがい

ーーゲームだけではない、さまざまな活躍の場がグリーにはありますからね。いろいろな仕事をしてきたなかで、もっとも思い入れがあるものは?


倉淵

倉淵:今までさまざま思い出すことありますが、基本的にすぐのめり込むタイプなので、常に今やってることが楽しくて思い入れが深くなります(笑)。


市原

市原:私は、約2年間ネイティブゲームQAの仕事をするなかで、一番深くかかわっていたのが、ネイティブゲーム「追憶の青」です。サービスのQAだけでなく、本来ならプロダクトの人が担当する作業も一手に任され、プロダクトと衝突しながらも切磋琢磨してつくった作品です。QAの領域を超えた仕事ができたので印象的でしたが、最終的にはサービスがクローズしてしまったので、アップダウンな感情です(笑)。でも、リリースから運営、クローズまですべてを経験できた思い出深いタイトルです。


池本

池本:2016年新卒入社者の入社式です。自分が一から採用に携わった新入社員たちを前に、一人ひとりのエピソードが蘇ってきてもう号泣。他にもたくさんいい会社があるなか、グリーを選んでくれたことで胸がいっぱいになりました。


関口

関口:私がいる部署は、日々お客さまと向き合っている組織ではありますが、直接お会いすることはありませんでした。もともと接客が好きだったこともあり、実際にお会いする機会があればなと思っていたので、「ファン感謝祭」というリアルイベントで利用してくださるお客さまに実際にお会いして、お話しできたことが印象に残っています。楽しんでくださっている姿を目の当たりにして私も嬉しくなりましたし、自分たちが提供しているサービスがお客さまの生活の一部になっていることを肌で感じることができて、とても良い経験になりました。

ーーほかには、どんなときにやりがいを感じますか。


池本

池本:自分が採用した新卒が、社内で活躍しているとき。あとは社内で自分の信頼が高まり、新しいチャレンジを期待されたときや、後輩が困ったとき一番に自分を頼りにしてくれるときですね。グリーに入社しなかった学生とも関係が続き、後輩の紹介や現在の仕事について相談されることもあります。そういう人とのつながりが感じられるのもこの仕事のやりがいのひとつ。社外の方やさまざまな学生と接点をもつこともできるので、日々刺激的です。


倉淵

倉淵:私はみんなでつくったものが形になるところ、そしてそれが実際にリリースされて世の中に届けられたときがやっていて一番楽しいですね。


市原

市原:私は、自分ができること+αを常に任されることにやりがいを感じます。「よく回ってるね」とか「いっぱいいっぱいでしょ」などよく周りに言われるけれど、自分の許容範囲を常に広げて経験値を磨きたいと思っているので辛く思ったことはないです。


関口

関口:「関口さんに任せてよかった」とか、人から信頼されることや任せてもらえるのは嬉しいと思います。入社1、2年目ではまだ頼りなく感じられていたかもしれないけど徐々に成長しているのかなと感じたり。

ビジネス職としてのものづくりへの貢献

ーーエンジニアやデザイナーではない私たちビジネス職は、グリーという会社のものづくりにどう関わり、どんな役割を果たしていると考えていますか。


池本

池本:実際にものづくりはしていないけれど、私の仕事は会社の文化づくりだと考えていて、ものづくりをする仲間を集めるということで貢献していると思っています。インターンを含め、人事としてグリーという会社を学生に知ってもらうことは、ものづくりをしている人たちの思いや、やってきたことを言語化することじゃないかと思っています。


倉淵

倉淵:グリーにはエンジニア、デザイナー、モデラーなどすごい人たちがそろっていて、尊敬しています。彼らがいなければ、ものは生まれません。ただ、いくらクオリティが高いものをつくっても、それがお客さまに必ず届くとは限りません。私は、いかに受け入れられるかというところを意識しているので、総合的なものづくりという点では貢献しているかなと思っています。




市原

市原:私自身は常にものづくりをしているという意識はあります。自分たちが面白いと感じるものをつくるだけではビジネスとしては成り立ちませんよね。エンジニアやデザインチームが製品開発に集中する一方で、私たちの仕事は他社と比べてより高品質で安心できるサービスを、どんなパートナーと、どのぐらいの予算で、どうやって多くの人に届けるかを考えること。プロダクトと外部の企業、お客さまと向き合う仕事だと思います。


関口

関口:どんなにすばらしいサービスをつくったとしても、お客さまから信頼してもらい、安心して利用することができなければ、長くご愛顧いただくことは難しいと思います。私たちはお客さまとの信頼関係を築く上で重要な役目なので、しっかり責任をもってやらなければという気持ちで取り組んでいます。入社当初は「ものづくり=開発チームの仕事」と考えていましたが、今は単に作品をつくるだけでなく、ものをつくってお客さまに提供して楽しんでいただくことまでを含めて「ものづくり」なのかな考えるようになりました。そうすることで、自然とサービスに対する責任感も強くなったかと思います。

4年半を通じて実感する自分の成長

ーー4年半を振り返ってみて、やはり成長を感じるわけですね。


関口

関口:私は同じ部署で同じ業務を続けてきたので、比べやすいと思います。1~2年目は毎日いっぱいいっぱい。先ほども話したように、実際につくっている部署ではないこともあって、この仕事がどんな意味を持ち、どう会社に貢献しているのかが実感できていませんでした。それが4年半を通じて、納得感をもって楽しく仕事をできるようになりましたね。まだまだ反省することもたくさんありますが、何もできなかった自分を多くの方の時間や労力を使って育てていただいたおかげで、今やりがいをもって楽しく働けていますし、自分の中では大きな成長だと思います。目の前のことに精一杯取り組んでいき、新たな挑戦をさせてもらえて、自分の成長も感じられる恵まれた環境だと思っています。


市原

市原:先輩方のサポート業務からスタートして、今は裁量をだいぶ任せてもらっていることもあり、会社のなかでは自分なりにスキルアップし、成長しているのだと思います。ただ、社外の方と接するようになり感じることは、社内で感じる成長度合いが、社外に出るとその尺度が全然違うということ。自分が感じている成長度合いが100ぐらいだとしたら、外では10ぐらいだったり。社外に目を向けることにより、もっと頑張らなくちゃという気持ちも大きくなりました。


倉淵

倉淵:グリーにはメンター制度があって、新人の1年目は細やかに面倒を見てもらえるのですが、2、3年目からは自立して行動することが求められます。最初は判断が間違っていて、周りに迷惑をかけたこともありますが、毎回どうして出来なかったのかを振り返ることをこの4年間やってきました。だからこそ、今自分なりに正しいと思えることを選択できているし、それがいい結果につながっていると思います。やっていること自体はそれほど大きく変わったわけではないけれど、毎回の積み重ねで成長できているという実感は少なからずありますね。


池本

池本:スキルは当然、入社前後で変わりますよね。責任感も増えたとは思います。でも、私自身は小、中学校のころから根本的なものは変わっていないと思っているんです。だから、会社が私に何ができるかを理解してくれた上で、求めるレベルが変わってきたという感じが強いですね。“会社が感じる池本”の印象が変わってきたというか。

ーーどう思われているのでしょう。


池本

池本:入社1年目は上京してきた田舎女、かな(笑)。仕事をしていくなかで、人に対する誠実さや最大限の力で一生懸命取り組むといった私が大事にしてきたことが強みになって。だからこそ任せられる仕事があり、求められるクオリティがあり…。そうなると自分も働きやすいので個性もちゃんと出せるようになってきたし、結果成果も出て、PDCAのサイクルが回ってきたなという感じがありますね。

「グリーといえばこういう人」というイメージはない

ーーところで、今日はこうやって5人が集まっているわけですが、同期とはどんな存在?


池本

池本:同期は頼りになるし、刺激になります。自分の同期がどこで何をどんなふうにしているのかを聞くだけで頑張らなければいけないなと思うし、上司や先輩もいるけれど、辛いときに一番親身になってくれるのはやっぱり同期。刺激と支えですね。


市原

市原:共感してくれるという意味では助かります。それがあるから頑張ろうと思う。


関口

関口:この会社に入らなかったら出会わなかっただろうという集まりなんですけれど(笑)。

ーーみんなそれぞれ性格も考え方も違いますよね(笑)。みなさんにとってグリーとはどんなところですか?



関口

関口:グリーは本当にいろんな人がいて、そのいろいろな人が活躍できる場、居場所を見つけられる環境だと思います。いい意味で「グリーといえばこういう人」というイメージがないので、その会社らしい人に染まりながら成長するのではなく、一人ひとりの個性を尊重してもらいながら経験を積ませていただき、成長できる環境だと思います。




市原

市原:グリーは「インターネットを通じて、世界をより良くする。」というミッションがあるけれど、言葉だけではなく、本気でそう思っている。それを多くの人に伝えたいと思える場所ですね。


倉淵

倉淵:思いが強い人が多い気がします。ジャンルはさまざまですが、何かに対してこだわりを持っている人が多くて。こだわりが強い人は仕事に対しても追求するし芯が強いですよね。それがいいものづくりにつながっていくのだと思います。

ーー人事の視点から見るとどうですか?


池本

池本:グリーにはどんな人がいるのか。それが入社するときの不安要素の一つでもあるようなのですが、入ってみると多種多様の人がのびのびと働いているのがわかると思います。ただ、倉淵さんも言っていたように、何かに夢中になり、それに対しては誰にも負けないというものを持っている人が多いですね。こういう仕事をしたいというビジョンを持っている人は大歓迎ですが、それがなければダメかというとそんなことはありません。誰かに負けない強い思いがある人は、それをぶつけに来てほしいと人事としては思っています。関口さんも入社当時は具体的にやりたいことはなかったと言っていましたが、人をサポートしたいという思いは誰よりも強いと思うし。そういう夢中になれる何かを持っている人だからこそ、自分が夢中になったことをユーザーの視点に置き換えてものをつくることができるのだと思います。ものづくりが好き、人が好き、成長したい。思いはなんでもいいんですよね。

ーー最後に、今後やりたいことやビジョンがあれば教えてください。


池本

池本:人事をやっていると会社について学生に話す機会が多いので、何の効果かわからないけれど(笑)、会社が本当に大好きになって。採用は結果が出るまで時間がかかるので、まだまだ深められる部分があると思っています。現状ではキャリアに関しては具体的なビジョンはないけれど、自分が関わってきた人や将来できるであろう家族に対して、胸を張って語れる仕事をしていきたいです。


関口

関口:私も池本さんと同じで、今の仕事に対してやりがいを感じていて、楽しく働かせてもらえているので、よりこの仕事を極めて行きたいなという気持ちが強いです。任せてもらえることに全力で取り組んでいって、最初の入社理由でもお話しましたが、必要とされる人間になれたらいいなと思ってます。


市原

市原:私の場合、担当した事業がこれまで継続できたかどうかでいうと、残念ながらできなかったものもあるので、まだまだ満足度は30%ぐらいなのが事実。現在携わっている新規事業の成功はもちろん、その成功が会社への貢献、そして継続できるものにしたいと思っています。さらに長期的に考えると、今置かれている環境と、たとえば5年後の環境は全然違うと思うんです。5年後にどんな仕事をしているかわからないけれど、必要とされている仕事ができるように今はなんでもチャレンジしたいですね。


倉淵

倉淵:私も今まで新規事業の開発が多かったこともあり、事業の存続を続けることがいかに難しいかを経験しています。ただ、挑戦しないで新しいものを作るのはまず出来ないので、折れない心で挑戦し続けることを引き続き大事にしていきたいです。新しいサービスを作り、世界をバージョンアップさせるサービスを作れるように今後も取り組んでいきたいです。

今日はありがとうございました。それぞれまったく違った分野で働くみなさんが何を思い、どのようにキャリアを重ねているかがわかりました。同期である私にとっても、あらためて刺激になるお話でした。今後のますますの活躍に期待しています。

※取材は2018年9月に行いました。

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