【寄稿】WFSのエンジニアリングについて知る。「WFS Tech Talk #1」が開催されました。

こんにちは、広報の坂見です。
今回のブログでは、6月6日に開催された「WFS Tech Talk #1」の模様を寄稿形式で紹介します。普段ではあまり公開されることのない内容をお話しすることが出来、ゲーム業界の方々にWFSのエンジニアリングについて知っていただく機会となりました。
また各登壇の資料も紹介しておりますのでぜひ来場できなかった方もご覧いただければと思います。

【登壇者紹介(敬称略)】写真左より
・WrightFlyer事業本部第1スタジオ部 副部長 井田 勝
・WrightFlyer事業本部第1スタジオ部 エンジニア 北松 伯彬(消滅都市担当)
・WrightFlyer事業本部第2スタジオ部 シニアエンジニア 奥村 典史(ららマジ担当)
・WrightFlyer事業本部第2スタジオ部 エンジニア 吉本 誠也(他社IPアプリ担当)
・WrightFlyer事業本部第1スタジオ部 シニアエンジニア 梅木 隼(アナザーエデン担当)

こんにちは、グリー株式会社Wright Flyer事業本部の紙谷です。
WFSがこれまでゲーム開発で培ってきたエンジニアリングの知見を、ゲーム業界に関わる多くの方々の参考になればという思いで「WFS Tech Talk」という勉強会を開催させていただきました。まず、2019年6月6日に開催された「WFS Tech Talk #1」では「ゲームクライアント技術」に焦点を当て、「WFSのゲームエンジンの歴史と今後の戦略」や「プロダクト開発・運営のための使用技術」、「組織運営方法」など、普段ではあまり公開されることのない内容まで踏み込んで講演を行いました。
その模様をレポートします。

当日、19時半のスタート前には会場は来場者でいっぱいとなり、皆様のWFSのエンジニアリングに対する興味の高さに感慨もひとしおでした。

冒頭では、クライアントエンジニアの責任者である副部長の井田より、「WFSのゲームエンジンの歴史と今後の戦略」が発表されました。
ここではリリースに至らなかったプロダクトについても言及され、外部の方の興味を引く内容となりました。

続いて各プロダクトの担当者より順次発表がなされました。

北松は「消滅都市5周年の運営を支えた技術とその歴史」というタイトルで、消滅都市で使用したステージエディタとオフショア開発についての取り組みを紹介をしました。
奥村は「ららマジでしかできない!?キャラクターアセット最適化事例」というタイトルで、ららマジで適用したアセット最適化について紹介をしました。
吉本は「エンジン戦略におけるブリッジエンジニアの役割」というタイトルで、ブリッジエンジニアの役割と必要性を事例を通して紹介しました。
梅木は「アナザーエデンを支える技術〜効率的なコンテンツ制作のための開発基盤〜」というタイトルで、アナザーエデンの制作環境やイベントスクリプト開発について紹介をしました。

セッション終了後には懇親会を実施しました。嬉しいことに参加者のほとんどの方が残ってくださいました。ここからは登壇者以外のWFSエンジニアも多数駆けつけ、参加者と活発な意見交換がされていました。

終了時間ギリギリまでさまざまな話題で盛り上がっていたのが印象的でした。
最後に登壇者全員から一言感想をもらいました。

北松:発表や懇親会を通してWFSでは各プロダクトの開発・運営、取り組みがそれぞれ違うことに興味を持って傍聴されていた方が多くいたと感じました。
今後もWFSから新鮮な情報を発信できる機会が増えたらいいなと思いました。

奥村:聴講された方に、「ノウハウが溜まっている感じがいいね」と言ってもらえて楽しかったです。

吉本:今後も色々なエンジニアが切磋琢磨しながらいきいきと働く良い会社だというイメージを広げていけると良いなと思いました。

梅木:今回の勉強会が、今後さらにWFSに興味をもっていただくきっかけになれば、嬉しいです。 懇親会では、参加者の皆さんのWFSへの興味を、直に感じ取ることができ、自分自身としても良い刺激をもらいました!

井田:第1回ということで内容も運営も手探りでしたが、次回も参加したいという温かい声を多くいただけたのが何より嬉しかったです。WFSは設立5年とまだ歴史が浅いながらも、これまで技術情報を発信する機会も少なかった分、まだまだ紹介できていない部分がたくさんございますので、今後のWFS Tech Talkもどうぞご期待ください!


今回の勉強会はWFSにとって初めてのエンジニア主体の勉強会だったため、運営観点からは至らなかった点も多数ありました。そこはきちんと反省し改善していきたいと思います。
この勉強会を実施してみて、なかなか露出の少なかったWFSエンジニアが外部へアピールするきっかけを作れたこと、勉強会を成立させるためにエンジニアが協力しあえたことが非常に良かったと感じています。企画や運営は非常に大変ではありましたが、2回目以降もさらに良い会にしていければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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