グリー、グローバルプラットフォームを2012年前半に共通化へ

API/SDKをグローバルで統一し、ワンプラットフォームに

グリー株式会社

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下グリー)は、2012年前半に、現在日本とそれ以外の国で異なるグリーのソーシャルプラットフォームのAPI(Application Program Interface ※1)/SDK(Software Development Kit ※2)を統一し、新グローバルプラットフォームを提供開始することを決定しました。

グリーは、急速に進む世界的なスマートフォン市場の拡大を、グローバルで事業展開する好機ととらえ、2011年4月に米国子会社GREE Internationalを通じて世界最大規模のスマートフォン向けソーシャルゲームプラットフォーム「OpenFeint」を運営する、OpenFeint社を子会社化し、グローバルで、ソーシャルゲームを提供する環境を構築してきました。今回、グローバルで、より多くのソーシャルゲームを提供できる環境を構築するために、2012年前半にAPI/SDKを統一したグローバルなワンプラットフォームの提供を開始します。日本以外の市場向けの「OpenFeint」は、新プラットフォームに移行します。

ワンプラットフォーム化により、日本の開発パートナー(以下GREEパートナー)様は、AndroidとiOSの両OSに対応するスマートフォン向けとしては、世界最大規模となるグリーの新グローバルプラットフォームを通じて、日本市場向けに開発した多様なアプリケーションを、世界中へ一度に配信することが可能になります。

グリーは、日本の大手ゲームメーカーによるソーシャルゲームや、年内に公開予定の北米市場向け自社製ソーシャルゲームを、統一された新グローバルプラットフォームに展開していく予定です。

一般的に、日本で提供されているソーシャルゲームは、米国に比べARPU(Average Revenue Per User ※3)が高く、世界中で注目を浴びています。グリーは、日本市場を席巻する高ARPUなソーシャルアプリケーション(以下ソーシャルアプリ)を、既に1.5億ユーザーを抱え、現在も毎秒3.8ユーザーのペースで拡大するグローバルなプラットフォームでも提供可能にすることで、GREEパートナー様の国際展開を強力に支援します。さらに、世界中のスマートフォンユーザーの潜在的ニーズを掘り起こすことで、モバイル向けソーシャルアプリ市場のトッププレイヤーを目指します。

本ソーシャルプラットフォームの詳細は、2011年12月上旬に発表する予定です。

グリーでは、今後も、世界中の人々が利用するナンバーワンコミュニティサービスの提供を目指します。

※1 GREE Platform向けアプリケーションを開発する際に、GREEのソーシャルネットワークが提供する各種機能を呼び出すためのプログラムインターフェースです。
※2 GREE Platform向けアプリケーションを開発する際に、GREEのソーシャルネットワークが提供する各種機能をビルドインするために必要なツールセットです。
※3 ARPUとは、ユーザー一人あたりの平均利用額のことです。

GREEおよびGREEロゴは、グリー株式会社の登録商標です。AndroidはGoogle Inc.の商標または登録商標です。その他のすべての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

以上

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