グリーと日本マイクロソフト、グローバル市場進出も含めた開発デベロッパーの事業展開をクラウドで支援
GREEパートナーを対象に12月19日より開始
グリー株式会社
日本マイクロソフト株式会社
グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下「グリー」)と日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長:樋口泰行、以下「日本マイクロソフト」)は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」にソーシャルアプリケーションを提供する開発デベロッパー(GREEパートナー)様を対象に、ソーシャルゲームに最適化したWindows Azure™ Platform(※1)ベースのクラウドアプリケーションプラットフォームの提供を、2011年12月19日から共同で開始します。
これにあわせて、日本およびグローバル市場展開に関するコンサルティングやプロモーションのサポートなど、GREEパートナー様の迅速な事業展開を支援する施策も開始します。これにより、GREEパートナー様は、システムの運用管理を気にすることなく、ソーシャルゲームの企画、開発に注力できるとともに、両社からの支援を得ながら、日本およびグローバルで事業展開を進めることが可能になります。
ソーシャルゲーム業界では、スマートフォンおよびソーシャルクラウドサービスの普及により、グローバル化に早急に対応する必要性が高まっています。今回の共同支援では、グリーの持つソーシャルゲーム企画開発力および国際事業展開に関するノウハウと、マイクロソフトのグローバルに展開するクラウド基盤を組み合わせることで、GREEパートナー様の日本およびグローバルでの円滑な事業展開をサポートします。
主な支援策は以下のとおりです。
1. | GREEパートナー様のプロモーション支援 |
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2. | ソーシャルゲームに最適化されたWindows Azure Platformベースのクラウドサービスおよび運用監視サービスの提供による、アプリケーションの迅速な市場投入の支援 |
3. | クラウド上でのソーシャルゲーム開発支援に特化したマイクロソフトクラウドパートナーによる専門サポートの提供 |
さらに、両社は、ソーシャルゲームリリース後のユーザー動向分析を支援するレポーティングツール(※2)の提供も予定しています。各社のサービス内容は、順次「GREE Developer Center」(http://developer.gree.net/)にてGREEパートナー様向けに公開します。
グリーと日本マイクロソフトは、今後もソーシャルゲーム開発者を支援する体制を整え、Windows® Phone、Android、iOSをはじめとしたスマートフォンの普及と共に拡大するソーシャルゲーム市場の活性化と発展に貢献していきます。
※1 Windows Azure Platform:Windows Azure Platformは、マイクロソフトのデータセンターから、インターネット経由でコンピューティング リソースを提供するマイクロソフトのクラウドアプリケーションプラットフォームです。データセンター(ヨーロッパ2か所、米国2か所、アジア2か所)を展開し、さらにコンテンツデリバリーネットワークを世界で24か所に持つグローバル展開に対応したサービスです。また、日本のゲーム開発者は、必要に応じて必要な分だけコンピューティングリソースを利用することが可能なだけでなく、煩雑なデータベースやOSの運用作業の多くをマイクロソフトがサービスとして提供するため、より戦略的な企画やアプリケーションの開発にリソースを投入することが可能となります。さらにWindows Azure Platformでは、NET Framework に加え、PHP、Java、Ruby、Perl など、幅広い開発環境に対応しています。
※2 レポーティングツール:ソーシャルゲームの運用で必要不可欠とされるアプリケーションのさまざまな統計情報を提供するツールです。Windows Azure Platform上で動作するアプリケーションの履歴、アクティブユーザー数やPVなどの基本情報、1日目の継続率などの解析結果をレポートとして表示します。さらに、タイトルごとに異なるダッシュボードを作成することができる「カスタマイズ解析機能」を実装しています。
以上
本件に関するお問い合わせ先
- グリー株式会社 広報担当
- 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
- E-mail: jp-pr@gree.net
- URL: https://corp.gree.net/jp/ja/
- Facebook: グリー株式会社
- Twitter: @GREE_pr_jp