【グリーが担うサステナビリティ】朝日神社こども祭りに協賛参加しました

六本木の喧騒の中に位置する、1000年以上の歴史を誇る古社"朝日神社"をご存じでしょうか。その朝日神社にて、”こどもまつり”が4年ぶりに開催され、グリーもお祭りの協賛企業として参加いたしました。

“こどもまつり”とは、普段神社にいらっしゃる神様を神輿にお乗せして、六本木の街中を子どもたちが練り歩くお祭りです。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い開催を長らく見送っていましたが、今年、再開されることとなりました。

今回は、お祭り当日の様子をお届けします。

お祭り当日の朝、声を弾ませながら神社にやってきた子どもたち。まずは神様にお仕えするための準備を始めます。小さな体に大きな法被を着て、お顔にすっと白粉を塗り、女の子には紅をさします。

慣れないお化粧にはみな大騒ぎし、お友達と顔を見合わせてキャッキャと笑います。そしてその光景を見て微笑む保護者の方々。出発前から、神社内は平和で幸せな空気で満たされていました。

準備が終わり、さあ、いよいよ宮出しです。

「わっしょい!わっしょい!」六本木の街に子どもの元気な声が響き渡ります。地元の方や観光客が、温かい目で御神輿が過ぎていくのを見守っていました。

子どもたちは、自身の何倍もの大きさがある御神輿を、力を合わせて運んでいきます。

各所を巡ったのち、グリーのオフィス前にもお神輿が到着。「いやーさか!いやーさか!」子どもたちが大きな声で商売繫盛を祈念してくれました。神様を連れてきてくれたみんなに、グリー社員からお振る舞いとしてお菓子を配ります。

お菓子を見るや否や目を輝かせ、ものすごい勢いで走り寄ってくる子どもたち。そのパワーに圧倒されつつも、年長の子は小さな子をちゃんと優先してあげる優しさが垣間見えて、心が温かくなりました。

その後も様々な場所へ神様をお連れし、最後は朝日神社へ帰ります。

大人でもヘトヘトになる巡行で、子どもたちは大丈夫だろうか…と、道中心配をしていましたが、そんな心配をよそに、子どもたちは最後まではつらつと御神輿を担いでいました。それどころか、巡行を終えた後もまだまだ元気な様子で、満足そうに飛び跳ねながら帰っていく子どもたちに元気をもらいました。

また、保護者の方々からは「良い経験ができた」と笑顔で仰っていただき、一企業市民として、地域貢献の機会をいただけたことに感謝する一日でした。

最後に、朝日神社の禰宜 綿引様からのコメントをご紹介します。



現在の神輿は戦後の物資不足の時代に、当時の地域住民の努力で作った神輿です。「子供たちの元気な声が街を明るくする」そういう思いだったそうです。
いつの時代も子供たちにとってお祭りの場は、地域の大人と触れ合う大切な機会です。そして大人にとってもまた、地域で働く別の会社の人たちと触れ合うことができるのもお祭りの良さです。
まだ参加されたことのない方も、どうぞお気軽にご参加いただけますと幸いです。

朝日神社では一年を通して様々な催しが開催されており、11月23日(祝)には、収穫感謝のお祭りとして”新嘗祭(にいなめさい)”が行われます。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。