こんにちは、社長室の平井です。
「インターネットを通じて、世界をより良くする。」をミッションに掲げるグリーでは、企業市民として社会の発展に貢献する活動「グリー緑づくりプロジェクト」に取り組んでいます。
今回は、5月12日に実施した「グリー初夏の緑づくり2019」活動のレポートをお送りします。
ゴールデン・ウィーク明け最初の週末、グリーグループ社員とその家族合計42名が東京都町田市の三輪里山を訪問、木を間引く「間伐(かんばつ)」作業や階段づくり、植樹などを行いました。
三輪里山は開発により大半を失った多摩丘陵の一角に残された貴重な緑地です。約20ヘクタールの広さがある連続した緑地帯で、複数のボランティア団体による保全活動が進められています。ボランティア団体の皆さんの里山保全の理念や思いに触れ、子どもたちにも美しい自然を身近に感じてもらう良い機会となりました。
◆いざ、里山での間伐作業へ
当日は初夏を感じさせる快晴となりました。里山の歴史や手入れの必要性、間伐作業について教えていただいた後、二手にわかれ、雑木林の間伐、斜面の階段作りに取り組みました。
こういった作業は初めてという社員も多く、ノコギリの使い方や木を切り倒す際のコツを熱心に聞き入ってました。間伐作業で、切り倒した木が別の木に引っかかってしまうことを「かかり木」といいます。「かかり木」の状態になるといつ木が倒れるか分からないため、作業者や後から山に入った人に危険を及ぼします。「かかり木」が起きないよう、木にロープをかけ交代でノコギリを入れ、徐々に傾きはじめたタイミングでロープを引きます。
ミシミシ、ギシギシ、ググググ・・・とゆっくり倒れはじめ、バッシーンという音が山に響き、木が横に倒れる瞬間、思わず「ウォー!」と声が出てしまいました。
木を切り揃え、一か所に集めたら作業は終了。
次は倒した木を使って、斜面の階段づくりに挑戦です。
左右のバランスを考えながら杭を打ち込む場所を決め、しっかり打ち込みます。
杭を打ち込むのは想像以上に重労働。普段から運動不足の私たちはすぐにヘトヘトになりました。
出来上がった階段を見て、社員たちからは拍手が起こります。普段、何気なく山道の階段を使っていますが、1段作るだけでも大変な労力が掛かることを実感しました。
一方、小さな子どもたちがいるグループはクヌギの苗木を森へ移植する作業を行ないました。ボランティアの皆さんが育てた苗木を根が切れてしまわないように深く掘って取っていきます。それから、林の方に移動し、目印のある箇所に50cmぐらいの深さまで穴を作ります。一見小さい苗でも子どもたちからすると身長の半分ぐらいまであり、皆で力を合わせて木を植えていました。
◆作業の後は、お待ちかねのBBQ
自然に囲まれた中でのBBQランチ!ハードな作業の後だけあって、大量の肉が凄いスピードで消費されていきます。そして各テーブルでは部署や世代を超えての社内交流が活発に行われていました。こういったコミュニケーションもBBQならではの醍醐味ですね!
ランチの後はレクリエーション。里山ボランティアの方が用意して下さった空中ブランコ、手作りの竹とんぼを楽しんだり、シャボン玉にも大はしゃぎでした。
参加した社員からは、
●山の保全活動の重要性を知り、これから山を歩く時は今日のことを思い出したいです
●普段やらない作業を体験することで、想像以上に興奮しました
●小さな子どもたちから大人まで楽しめる内容でした
●子どもたちが大勢いることで、お互いに刺激し合い、より活発に自然を体感できたことがとても良かったです
●家族といる時の同僚の姿に仕事とはまた違う一面を垣間見ることができ、より親しみが湧きました
といった感想が寄せられました。
里山で過ごした貴重な一日は、自然の素晴らしさを知るとともに、職場とは違う同僚の新たな一面を知ることができた日となりました。
グリーは今後も、「公約」の実現に向けた活動を通じて、2020年までに、除草作業、育樹を通じ緑づくりや東京都の緑化に貢献していきます。本件に関するお問い合わせ先
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