【グリーが担うサステナビリティ】資源循環ワークショップを開催しました

グリー社内で定期的に開催されているSDGsワークショップ。今回のテーマは「資源循環」です。

資源循環とは、使い終えた製品を廃棄せずに資源として再利用し、「サステナブルな循環型社会」を実現する考え方です。企業も資源循環に積極的に取り組むべきであり、グリーではこれまで、傘の再利用や、ゲスト用に紙パックの飲料水を採用するといった脱プラスチックに向けた取り組みなど、さまざまな活動を行ってきました。

今回のワークショップは、企業としてだけでなく「個人でできる資源循環」にも焦点をあて、リサイクル体験を通して身近な資源循環について学ぶものです。

本記事では、当日の様子をお届けします。

まずは座学で「資源循環型社会」について学びます。日本の資源消費の多さや、それを改善するための3R(Reduce、Reuse、Recycle)の考え方について理解を深めていきます。参加した社員の皆さんは、自分たちの日々の行動が未来の地球にどれだけ影響を与えるかを再認識していきました。

座学終了後はリサイクル体験です。今回は紙すきをして「花和紙」を作りました。活用した資源は「花」と「古紙」。オフィスの廃棄予定の古紙と、オフィス近郊の花壇の手入れ※で発生した廃棄花を押し花として再利用し、花和紙を作っていきます。

※グリーグループは、六本木ヒルズ在勤/在住者が参加するボランティア活動「GREEN UP」に参加しています。

まず、古紙を水に浸して柔らかくした後、ミキサーにかけてドロドロの繊維状にします。この繊維をさらに水でほぐし、繊維が溶け込んだ水を網ですくって均等な厚さで引き上げます。この紙すきの作業は、繊維の量が少なくても多くてもダメで、想像していた以上に難しいものでした。うまく引き上げられたら、繊維をタオルで挟んで水気を取り、押し花で好きなように飾りをつけて乾燥させます。

最初は恐る恐る進めていた作業も、試行錯誤を繰り返し、後半には見事な連携プレーで職人さながらに作業を進めることができました。個性豊かな素敵な作品たち、完成するのが待ち遠しいです。



ワークショップ終了後には、参加者から「業務で発生する古紙の再利用を通じて、資源のことを考えるきっかけになった。」「学ぶだけでなく、普段交流のない方と話ができる良い機会だった。」といった前向きな声が聞かれました。資源循環の重要性を改めて実感できただけでなく、社内コミュニケーションが自然と生まれる良い場となったようです。

グリーでは引き続き、サステナブル活動への取り組みを継続していきます。